資金計画に失敗しないために ~その2~
失敗しない資金計画のために、
『大事なお金のことを後出しする建築会社が多いため、建物にかかる具体的な金額が把握出来ない』ということについてお伝えします。
住宅会社や見学会へ行った際、『この家はいくらですか?』と聞いたことはありますか?住宅会社によって大きな開きがあり、一体何が普通で正しいのか、何を基準にどう考えたらいいのかいまいちわからなくありませんか?
住宅業界では価格表示の仕方について基準がありません。住宅会社によって価格表示がバラバラということなのですが、この基準がないことですべての住宅会社が安く見せようとすれば安く見せかけることができますし、逆に高く見せかけることもできます。
具体的にいうと、少しでも多くのお客様にきてもらいたい住宅会社はチラシやSNSでパッと目に入る価格を安く表示します。
また、やたらと契約をせかすような住宅会社は他の住宅会社よりも価格を安く感じさせるような見積りを作成します。
そして、契約した後で、あるいは契約一歩手前でいきなり別途費用を打ち明けられることもあります。これでは予算が狂ってしまい、後から大変なことになることも。
また、多くの方の判断基準となっている坪単価表示を競合している他社よりも見せかけるためのトリックを使う会社もあると聞きます。
坪単価トリックとは・・・
・延床面積と総施工面積の違い
・尺モジュールとメーターモジュールの違い
・本体価格と付帯価格とオプション価格
この3つを使って巧みに作られているのですが、詳しいことはまた後日お話しますね。
結論として、安く見せかけることでより多くのお客様を引き寄せることはそう難しくなく、事実そうしている住宅会社は少なくないってことなんですよね。
何度も言いますが、大事なお金の話を後出ししようする住宅会社は要注意です。
ですからしっかり知識を身に着け、惑わされないようにしなければなりません。
住宅会社から提示される『入口価格』だけで判断はせず、住めるようになる『出口価格』がいくらなのかをしっかり把握した上で判断してください。
そうすることで、契約後予算外の出費に悩まされなくなります。
表示価格だけに惑わされないように気を付けていただければと思います。
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