『地震と家』

『地震と家』

家を建てるとき、建てようと考えたとき、皆様はどのようなところをポイントとしていますか?
広さ、デザイン、良い設備、間取り...いろいろなポイントがあるかと思います。
お客様のお話を伺うと、『災害に強い家』や『かっこいい家』と聞きます。
『デザイン性』と『機能性』はなかなか両立しない...と思われている方もいらっしゃるかと思います。
youshitsu02b.jpg
家づくりの機能性とは『災害への強さ』です。
災害といっても色々あります。地震でいうと、『耐震等級』という言葉があります。家づくりを考えている方は、よく耳にしているかと思います。こちらは、地震への強さを表す数値で、1~3で表しています。
耐震等級1 建築基準法(法律)と同等
震度6強~7レベルの数百年に一回発生する地震で倒壊・崩壊せず、震度5強レベルの数十年に一度発生する地震に対しては、損傷もしない水準。
耐震等級2 等級1で想定する地震の1.25倍に耐えられる
病院や学校などの避難場所になる建物の耐震水準。
耐震等級3 等級1で想定する地震の1.5倍に耐えられる
消防署や警察署といった防災拠点となる建物の水準。    と、なっています。
「耐震等級1だと、全然地震に耐えられないのではないか」と不安に思われる方もいらっしゃいますが、実は「阪神・淡路大震災相当の地震でも倒壊しない」レベルなのです。

家づくりの際に『デザイン性』『災害への強さ』、そして予算で悩まれる方はこの耐震等級についての基準も思い出してみてはいかがでしょうか。